ワタクシごとですが・・
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冬将軍の到来間もなく、気なって仕方のなかったアフターキビレの様子を確認しに出掛けてみた

まだ寒さの残党が居座っている状況なので、水温の低いであろう朝一は避け、9:30頃に家を出ることにした
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−1℃って・・あんた、ここは南国なハズなんですけどw

凍てつく寒さの中、路肩の雪をみながら現地へ向かう

真冬の鹿児島の朝夕夜は、他県の方々が想像しているよりは、寒い!!と言われる
昼の気温上昇は確かに南国的だけど、冬季に天候が安定しやすいコッチは夜間の放射冷却が強くて、昼夜の寒暖差がけっこうエグいのが特徴的です

ワタクシがブリームゲームを追っているホームリバーの水源は、標高の高い山中にある
当然、水源地では今回の寒波で積雪を記録しているだろうから、これからの時期は、流れ込む雪しろの影響も加味して動向を追う必要があるワケです

まぁ、河川の全長が長いうえ、途中に大規模ダムがあるので、その影響が出るまでには、かなりのタイムラグがある・・もしくは、時期的に放水することは考えにくいので、あまり大きく影響しない可能性もある・・

こういったいろいろな予想を複合的に考え、実際にフィールドで検証しながら、ターゲットの季節的な動向を追っかけるのがスキ(笑)

補足として・・サカナ釣りでの水温は、単純な摂氏値よりも、その変動値が重要ってのも持論
もちろん、サカナには好む水温ってのがあるんで、摂氏値も大切なんだけど・・

例えば・・冷水より暖水を好むチヌなら
前日8℃→当日8℃の安定値なら、サカナ自体の活性にもあまり変化はなく、気にする必要はない
前日8℃→当日10℃なら、活性は上がるかも知れないが、サカナのポジションに少し動きがあるかもしれない
前日8℃→当日5℃なら、活性が下がり、居ても口を使わない、もしくは、サカナのポジションにも動きがあるかもしれない・・といった感じ

まぁ、上記例は短期的な水温変動のオハナシで、ずっと下がりっぱなしだった水温が3日ほど安定すると、摂氏値は低くても爆釣することがあるし、その逆に、一気に急上昇するのはよろしくなかったりする

ようは・・極端な変動を嫌がる
これは、水温だろうと、水質だろうと、塩分濃度だろうと、同じことが言えると感じる

狙いのターゲットが、暖流域のサカナなのか、寒流域のサカナなのかによっても、全く真逆のハナシになったりするので一概には言えないし、適水温域での変動はあまり影響しないって場合も多いので・・まぁ、あまり鵜呑みにせず参考程度に
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んで、当日の水温は・・・8℃!!!!
前回釣行時が13℃だったんで、これは・・「やってくれましたね、冬将軍さん!!」って状況

取り敢えず、前回までサカナの居たエリアを、釣れたリグで流してゆくことから始める

開始、30分後・・ボトムワインドでのリアクション狙い
3段飛び後のフォール移行時に『ドン』!!!!
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バイト直後に、ティップがズゥ〜〜ンとモタれる独特な感じの正体は・・秋ぶりの再開、ヒラメですね

個人的に・・コイツは、割りかし寒には強いサカナといった認識
どちらかと言うと、水温変化より水質変化の方を嫌がるタイプの子

まぁ、今回はボウズも覚悟で来てたんで、ゲストでも釣れてくれて一安心なのです♪

同じストレッチを5mほど進んだとこで、またまたヒット!!!!
今度は着底直前バイト&ファイトスタイル的に・・本命確定♪
そのファイトを存分に楽しみつつ寄せてくると・・
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出ました!! うわさの追撃部隊(爆)
ガッチリフッキングが決まっていることを確認して、しばらく手前で泳がしてみてる

背後から横に回り込んで、口元のリグ目掛けて5~6回ほどアタック!!!!
やっぱり、オコボレ頂戴を狙って追尾してくるみたいだね
(人間みたく、仲間を助けよう!!という概念がないというのが前提のハナシだけどw)

アオリイカみたいに、季節的な行動特性なのかもしれないけど・・その辺は今後の検証課題
アシストフックいれたり、プラグでやったら・・キビレのダブルヒットも夢じゃないね(爆)
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30後半のナイスサイズ♪

記念撮影後、さっきのヤツがまだウロウロしてないかな?と、同じコースで再アプローチ
んで、まさかの連続ヒットw
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まぁ、サイズ的にさっきの追撃隊ではないんだけど・・
イエローテールの鮮やかな子でした

ここにきて・・
ん?・・ふつーに釣れるな・・と

ファイトの感じも、お目を観ても、寒くらってタフってる印象は受けない
キビレって案外、寒には強いのか?




と、思ってしまった、この瞬間にワタクシのこの日の釣果が決まりました

その後、5時間・・まさかのノーバイト
前回まで調子のよかったエリア全てを回りましたが・・その後、彼らからの返答はなかった

前回調子の良かった巻きもダメなら、ネチネチもステイも返答なし
リアクション狙いのボトムワインドも、その後は反応なし

乗っけの2連発は、時合的要因が強かったんだなと

ワタクシごとですが・・結果的に、到着時の下げ8分〜最干までの下げ潮が良かった感じ

リバーゲームでの下げ狙いってのは、まぁ基本戦略なんだけど・・
冬季は満ち潮で水温が上昇し、下げ潮で水温が下降するってケースもあるんで
今回は、寒の影響を加味して『流れ<水温』を強く意識し過ぎたのが、失敗だったみたい

釣れたサカナのコンディションは、想像していたより全然良かったんで、下げ狙いで入っていれば、もぅ少し拾えていたかもしれません

まぁ、こういった予想からの検証→また予想が、ワタクシの好きなフィッシングスタイル♪
あまり日にちを開けないうちに、今度は下げ狙いでやってみて、その動向を追っかけてみたいと思います

【使用タックル】
★ロッド・・≪エバーグリーン≫ソルティーセンセーション PSSS-73T(オリジナル・ソリッドカスタム)
★リール・・≪グローブライド≫ルビアス 2004
★メインライン・・≪モーリス≫VARIVAS アバニライトゲームPE 0.4号-150M
★リーダー・・≪モーリス≫VARIVAS ハードトップ TiNICKS 1.2号-200cmほど
★リグ・・≪アルカジックジャパン》マルチロック 5.0g + 扇クロー2.0 (扇カットチューン)